場を整える研究会(2月)

自然栽培は肥料も農薬も施さずに農産物を生産します。そのため、良質の農産物を永続的に生産し続けるためには、圃場(生産の場)が自然栽培を行うことが可能な環境を保持していることが鍵となります。

そんな考えの下、昨年8月より月1回のペースで始まった「場を整える研究会」が昨日、ほのぼの農園ナチュラルハートの圃場で行われました。

P1150606-480

午前中は気持ちの良い晴天でしたが、13時の開始直後から、急に天候が悪化して、雪が舞う中での開始となりました。

 

 

 

 

この日のテーマは田の湿気改善です。昨年から点穴を掘ったりしながら改善を試みていたのですが、数日前の大雨と、少し前まで残っていた残雪の影響により、田はジメジメした状況になっていました。

P1150574

今回はここに強制的に水を抜く横溝を掘る大掛かりな作業となりました。こちらは溝堀り前の排水予定路の様子です。

P1150601

また、湿気が強い上段の田から、下段の田に水を誘導するために、保水のために設置されていたコンクリート壁を取り除いて、その際に横溝を掘る作業を行いました。

P1150610

こちらが作業後の様子です。参加者の皆さんのお陰で、短時間で畦際に溝が掘れました。

P1150615

既に、下段の他の溝に水が引っ張られているのが見てとれます。

そしてこちらは、強制排水のための溝に、砂利、竹炭、石、生竹、塩ビパイプなどを絡み合わせて、田から出る泥水をろ過して排水路に流す仕組みを作ります。塩ビパイプは少し高い位置に設け、田の水が大雨などで溢れた時に、速やかに排水されるバイパスの役目をしてくれるものですが、普段はそこは通らずに竹炭や砂利の中をゆっくりと通って排水されます。

P1150626

最後に土をパラパラと降りかけて、この構造を潰さないように先ほど外したコンクリートブロックを乗せて足場を作って完成です。

P1150628

これからも、田植えに向けてまだまだ改善作業は続きますが、一番大きな急所の改善が出来ました。これによってゆっくりと田の湿気が改善されてくると思いますので、また状況をお伝えして行きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA